このレビューはネタバレを含みます
視覚と聴覚が気持ちとシンクロするのを実感できた映画。どんな世界でも自分や他人を認めて気持ちを尊重するのって良いね。
圧巻のオープニング。音楽も映像も気持ちよくゾクゾクワクワク。ちょっと大きめの音の効果もあって魅力たっぷりの世界に引き込まれていきます。
ただ、中盤から後半のファンタジーと現実の混在と不条理がちょっと。そこは解決しないまま終わるので大人目線からだとモヤモヤの展開に感じました。
後半のベル(すず)とまわりの人がシンクロしていくシーンはとても印象に残りました。気持ちが灯になってどんどん増えて…音楽と映像が相乗効果で膨らんで気持ちを揺さぶれました。こういう気持ちってなんていうんだろう?でも共有はできるんだよね。映像ならではの素晴らしい表現で記憶に残るシーンでした。