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竜とそばかすの姫のchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
2021年に公開されたアニメ映画です。監督は細田守さんです。
カンヌ国際映画祭で上映され、世界中から注目を浴びました。仮想空間を舞台にした作品は3作目で、監督はインターネット世界の使い方について説いていきたいとコメントを出しています。高知県を舞台にしており、現実世界を忠実に再現しています。興行収入は66億円を突破しており、非常に人気の出た作品となります。

【感想】
非常に映像も綺麗で歌声も綺麗な作品でした。サマーウォーズに似ている部分もあり、または美女と野獣に似ている部分もあります。今の世の中の問題を説いている作品でもあると感じました。これからこのような世界が待っているのかもしれませんね。ちなみに私は高知県に住んでいた経験があり、作品を見ながら懐かしく感じました。それほど忠実に再現されています。

【あらすじ】
主人公の女子高生内藤鈴は、高知県のいの町で暮らしていた。小さいときに母親を亡くし、周りと距離を置いて生活していた。母の死を機に、歌を歌えなくなっていたすずは親友のひろちゃんこと別役弘香から「U」というアプリを進められ始めることに。Uは仮想空間に自分のアバター「As」を作成し、自身の隠された能力を引き出すことができる非現実世界。すずはベルという名でUをはじめ、歌を歌うことができ、瞬く間に有名なAsとなった。Uの世界で竜という追われ身のAsと出会い、次第に竜が気になっていった。竜はUの世界で暴れていたため、ジャスティスという組織からアンベールされそうになっていた。すずは竜に接触したが、竜は心を開けることはなかった。ある日、ジャスティスのリーダーであるジャスティンにすずは捕まり、竜の居場所の証拠を掴まれてしまう。ジャスティンは竜の城を特定し、竜は危機的状況となった。すずは助けるために竜の正体を探し、家庭内暴力を受けている少年であることに気付く。すずは少年を助けるために、Uの世界で自らアンベールすることに。果たしてすずは竜を助けることができるのか。

【出演者】
・中村佳穂
・成田凌
・染谷将太
・玉城ティナ
・幾田りら
・役所広司
・佐藤健
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