akari

竜とそばかすの姫のakariのレビュー・感想・評価

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
3.7
細田守監督作品は自分の中で評価がバラバラで、すごく好きなもの(時かけ、雨と雪)と受け付けないもの(未来)、観たけどはっきり覚えてないもの(バケモノ)…と、観ないと面白いかさっぱり分からない不思議な監督なんだけど、今回はすごく好きです。

ただ、メタバースやsnsがある程度分かっていて、ミュージカル映画も好きで、時かけみたいな恋愛要素が好きで…などの土壌がないと感動できるかわからないので万人にはすすめにくい。

かなり主観的に話が進むのも毎度のことだし、没入できる人とそうでない人が多分はっきり分かれそう。

私個人は、映画を構成してる要素が全部共感できたので、気持ちを持っていかれて泣きました。

ただ、エンディングの一枚絵のところは、兄弟2人が保護されて安全な生活をしている…みたいな「その後」をうつしてほしかった…!
akari

akari