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竜とそばかすの姫のcerohannのネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

歌のシーンがとにかく良かった。序盤のベルの正面から撮った顔の動き、ちょっと鳥肌立った。アナ雪の動きをより高度にした印象。でも現実の人間の慌てた顔とかは細田守作品そのままで、ここは変わらなんだなと思った。
Uの設定が視覚や触覚まで奪う技術になってて意外だった。あのイヤフォンみたいなのどこで手に入れるのか。
ヒロが良いキャラだった。あとルカとカミシンも。ルカが第一声ほんとにちょっと気持ち悪くなっちゃうとこと、「応援してくれるってことはさ、俺のことちょっとは好きってことかな」のとこめっちゃ好き。

公認されてるからと言って、美女と野獣のシーントレースしたんじゃないかってレベルでモチーフにするのはやりすぎだったと思う。そこまでやるならオリジナルストーリー入れない方が良かった。仮面ライダーの"平成"みたいなノリで"平定"出すノリ分からない。ジャスティンはプロメアのクレイ・フォーサイトっぽいって思ってたけど、Twitterみたらガストンモチーフらしかった。
あとサマーウォーズに比べて大人たちが何もしない。もう少し駆け回って欲しい。欲しいと言うか普通動くと思ってしまう。女子高生一人で行かせるの無責任すぎてキャラクターの魅力が薄れた。ルカが最初通信切られた時点で何も言わなかったのに、正体明かして信用もらった上での2回目の通信が切れた後になって、メロディーの話出して、なんで最初に言わなかったの??って思う。なんだか色々と繋がりが悪かった。
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