オマージュ?と歌でつって、監督の癖女子高生を鑑賞させられる感じでしょうか…。
オマージュというにはあまりにも「美女と野獣」そのままで、その上微妙にそのオマージュの使い方もハマってない。皆好きでしょこういうシーンと見た目とキャラ設定!みたいな。
ストーリーは唐突なところが多く、雑な設定と、謎に現実世界でキャラクター達がとる行動がファンタジーすぎてついていけない部分が多い。それから、毎回ですが女性についてだいぶ歪んだ思考と癖を持っているように感じます。共感できず、不快に感じる面が多々あるキャラクターばかり。
背景や風景の美しさが売りだと思うのですが、それだけだったら新作をわざわざ観なくても良いとなってしまいます。どれも似ているから。今作は歌も売りだと思うのですが、歌だけが素晴らしいならそれだけ聴いてしまうことができます。映画作品として今後も作品を生み出していくのなら、素直に脚本家を入れた方が良いのではと思う。
今作がお好きな方には大変申し訳ない。元々恐らく全く好みではないことを承知で鑑賞して案の定な感想になってしまいました。