K2

竜とそばかすの姫のK2のネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

アマプラ配信が終わるらしいので。

ビジュアルと楽曲の良い設定映像集でした。中村佳穂はやっぱり良い。
以下、口悪レビュー注意。

観る前から予想はしていたけど、やっぱり細田守はちゃんとした脚本家を入れてくださいよ……。
キャラクターが物語の中で生きていない。設定を映像で流しているだけのように見える……。どこかの専門学生が作ったような感じ。間のとり方も酷いので、観ているこちらが恥ずかしくなる。共感性羞恥の塊。今敏の爪の垢を煎じて365日は飲ませたい。
ネットダイブ系の話にありがちな謎のシステムは百歩譲ったとして、ネットやそこにいる不特定多数という存在の捉え方や表現がステレオタイプかつ極端。解像度が低い。人間ってそんな単純なものじゃないですよ。そもそもビジュが良くないと曲を聴かない云々ってどういう偏見やねん。細田守の思想?あと不特定多数の声による状況説明を多用しているけど、やり方が雑。モブキャラクターの使い方も然り。
唯一、初めてカメラ越しですずと恵が対話してアンベイルに繋がるまでの場面は緊張感があって良かった。

時かけとサマーウォーズは本当に良かったんだけどな。奥寺さん戻ってきて……。
K2

K2