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竜とそばかすの姫のはのレビュー・感想・評価

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
1.9
五十億人規模のメタバース空間で陰キャ女子が大人気歌姫になったり竜のアバターの人が暴れたり。

アマプラ配信が今日までだったので視聴。
真っ先に言いたいことはしのぶくんが気持ち悪すぎて大っ嫌い。
この人がセリフ言うたび全部に「キモ」って口に出しちゃってた気がする。

次に言いたいのは映像と音楽の力すげえって事かな。
こんな意味不明で馬鹿みたいな内容でも、なんとなくすごい良い物を観てる気にさせる映像と音楽の力は本当に偉大だわ。
家のモニターで観ててもスクリーン映えしそうだなと分かる。
映画館で観たらすごそう。

ストーリーは意味不明ってか、登場人物全員行動原理がわからない。
一番理解できないのは主人公が竜に惹かれた理由で、知らない間になんか大事な存在になってて訳がわからなかった。
わからないが積み重なる内にだんだん笑えて来て真面目には観てられない精神状態に。
竜の正体が分かるところと強さの秘密が語られるところとか、意味わからないことを真顔で語る主人公たちに吹き出しちゃった。

竜の人が追われたり話題になる理由も謎。
運営が用意した機能の範囲で活動しててるユーザーを自警団に排除させるとか運営はアホか?
それか竜くんはチーターなの?

メタバースの魅力ももっと語られたらよかったね。
現実では冴えない陰キャでも、仮想世界だと大人気歌姫に! とか言われても、仮想世界がなんでも叶う魔法の空間のようには思えない。
だって「大人気歌姫になれた仮想空間」よりも、「メタバースで自キャラの音楽活動成功させた現実世界」の方が百億倍魅力も夢もあるから。

ラストの対決はお父さんどうした。
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