たけ

1秒先の彼女のたけのレビュー・感想・評価

1秒先の彼女(2020年製作の映画)
-
台湾アカデミー賞と称される金馬奨で5部門を受賞した作品。消えてしまった「七夕バレンタインデー」をめぐるラブストーリー。

日本版リメイク作品の公開日に合わせて7/7に鑑賞。思い返せば過去に台湾映画を観た記憶はなく、新鮮な感じで楽しめました。

非現実的なシーンも盛り込まれている、いわゆるファンタジーラブストーリー。主人公演じるリー・ペイユーは決して美人な女優さんといったタイプではないんだけど、それ故に親近感が湧きますね。

この作品を分かりやすく伝えるなら、「猟奇的な彼女」の台湾版みたいな感じ。話の内容は全くの別物ですが、雰囲気は近いものがありました。コメディ要素も盛り込まれているファンタジーラブストーリーという感じ。

ストーリーの全貌が見えてくる後半の展開が見事。そして、ラストシーンのためにある映画と言っても過言ではないでしょう。台湾映画の魅力も詰まったおすすめの作品です。
たけ

たけ