takehi

狂猿のtakehiのネタバレレビュー・内容・結末

狂猿(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

元プロレスファンの独言 デスマッチに想う、、、

蛍光灯でのチャンバラ、蛍光灯を喰らう! 
互いの両頰に鉄串を貫通!しながら闘う! 
自らが製作した、安全カミソリを並べ貼ったボードに受身を取る!
過酷で残酷な戦いなのに、入場から退場まで全てがクレイジーでエンターテイメントしていて葛西純選手はプロフェショナルで最高に格好良い、
入場時リングの鉄柱に架けたパイロットゴーグルを神経質に気にするとこ好きだな〜良いよ!!

引退した先輩レスラーの松永光弘選手のインタビューで最高のデスマッチのために選手間で打ち合わせをしている事をカミングアウトしてくれました。  (やっぱ松永選手ってミスターデンジャーですね笑) 
当時の二人の闘いは他のレスラーと一線を画し、プロレスファンはそうゆうのに敏感で、瞬時に今応援すべきレスラーを感じとり、興行の流れが変わりました。
二人とも有能なプロレスラーである以上にクリエーターであり自己プロデュースが凄いということですね。

映画の中で繰り返しデスマッチを観てしまうと変に冷静になってしまう。
改めて感想を書こうと色々考えていると、、、 レスラーが出しているであろうアドレナリンって何て凄いのだろう! 日常でアドレナリンを出た事ないよなぁ?
デスマッチはそうそう練習できないと思うが、どんな準備しているのだろうか? バラエティ番組テレビの収録と同じ様にまずはスタッフに受身をさせてダメージを調整するのではないか?、、 絶対スタントマンの技術を研究しているよな?。。 実は蛍光灯や安全カミソリは相当危険だがその名の通り致命傷に至らないものなのか?、、 鉄串を頬に刺すというのはピアスの穴開けから創造した? 、、もうもう色々野暮な妄想してしまいました→私は葛西選手のお父様のような嫌なファンになっちまったな。。。。

追伸
新宿シネマートの壁に貼ってあった狂猿と印字された巨大白黒ポスターが本当にカッコ良くて痺れました。 パイプ椅子や顔ハメパネルを展示したり、映画愛プロレス愛を感じました。

(封切り当時yahoo映画に投稿したものを推敲)
takehi

takehi