レオン

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのレオンのレビュー・感想・評価

3.9
楽曲のよさが、そのまま作品のよさに♪ (フィルマ★平均3.8)
まずはコレを見て下さい↓(40秒過ぎ~ホイットニー本人の国歌斉唱)
https://www.youtube.com/watch?v=uAYKTMQl7MQ
あの声量であのキーで、けろっとした表情で歌い出し、さらにキーも声量もより上げて、しかも笑顔を交えてのパファーマンスはまさに驚愕です! (並のボーカリストなら、顔がひきつるぐらい熱唱しても出せない歌唱力♪)

上記シーンも作中で主演ナオミ・アッキーが演じています。
昨今アーチストの伝記物作品が目白押しだが、今作はかなり良作と評価。

その理由が挿入曲の良さにつきる。(音楽好きなら、一度は耳にしてる曲がほとんど♪) そしてその楽曲のダイナミックさを表現出来る歌唱力こそ彼女の魅力で、その歌唱シーンを豊富に盛り込んだ今作が魅力なのは当然♪

視聴中一番気になったのが、そのシーンでの歌声は、本当は誰の声かである。 ホイットニー本人の声とは少し違う印象(私はスタジオアルバムCD2枚所有しているが、ライブ盤は未視聴)だし、主演のアッキーが歌唱力抜群に本当に歌っているなら、歌手としても名が売れているはずだし・・。

あれこれ調べてる内に、主演アッキーのインタビュー動画を発見♪ ボーカル音源は本人がほとんどだが、私(アッキー)も多少歌っているとのこと。

多分、本人の声にアッキーの声もミキシングされている可能性も高いかと。 「エルヴィス」も本人+主演バトラーの声が両方使われている様で、どの程度の混合かは多分、ミキシングしたプロデューサーしか分からないと思います。

物語的にデビューまではこれほどトントン拍子で成功したのかと、逆に驚きでしたが、結婚後の下り坂が虚しく、陰を落とします。

作中、面白いのは、レコーディング曲を選曲する時、プロデューサーが、「これはどう? これは?」とカセットテープを次々デッキに入れるシーン。 当時はCDが発売されて、まだ4~5年ぐらいで、カセット文化のアメリカらしいシーンでした♪ (古い曲はまだ未CD化の為も)

2時間近くまで引き込みましたが、エンディング曲が、パフォーマンスは抜群ですがヒットはしていない曲で、終盤近くはやや長く感じました。

とはいえ人気・実力兼備でアメリカ史上、歴代4番目に売れた女性アーチストの伝記は見る価値ありです♪

蛇足ですが、「君が代」をド迫力で歌っている方もいます♪ 
私が聞いた中でも最もパワフルな「君が代」! 
URLを開いた後、画像を見ずに声だけ聞いて、誰が歌っているか当てて見て下さい♪ (米国歌の次に歌います)
https://www.youtube.com/watch?v=KR_7s_iR8xw&list=PLRUPpJkqw7n4FswYk8tO3IKysvc0daFx-&index=7
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