猫皇

ワン・モア・ライフ!の猫皇のレビュー・感想・評価

ワン・モア・ライフ!(2019年製作の映画)
1.6
パッケージやあらすじでは、
与えられたロスタイム(映画と同じ時間)で
頑張って何かする、みたいな事が書いていて、
映画の上映時間とシンクロして主人公の頑張りでも
見せてくれるのかな、と思ってたけど、
実際は回想シーンばかりでした。
内容的には30分もあれば十分で、
ちょっと引き延ばし感が半端なく退屈。

主人公がダメ男であっても、ちゃんと魅力ある人物なら、
回想シーンばかりでも退屈はしなかっただろうし、
最後も感動出来ただろうに、でもこの主人公では…
信号無視の常習犯とか、そんな事してたら
そりゃ死ぬわ。他にも色々ありすぎて、
もう何の同情も感情移入も出来ない。

まぁこんな映画でも、観終わった後には
「この主人公のようにいきなり死ぬことも
 あるわけだし、いまある当たり前の生活と
 当たり前の家族に感謝し、大切にしないとな」
とは思えたので、この映画が伝えたかった事(?)
は一応伝わったのかな?知らんけど。
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