えむ

ワン・モア・ライフ!のえむのレビュー・感想・評価

ワン・モア・ライフ!(2019年製作の映画)
3.2
事故で亡くなったパオロ、あちらの世界に行ってから経緯を確認したらタイミングを決めるのに考慮されてなかった部分が発覚して、その分のロスタイムとして1時間半だけ元の世界に戻れることに…という『蘇り』もの。

なんだけど、なんせ冒頭から描かれるパオロの性格とか、事故の原因とか、自分の死期へのいちゃもんつけ方とか、全くもって刺さらない…どこか周りを小馬鹿にしてる感じで最初が同情出来ないものだから、全くもって世界にハマれないという。笑

やはりこの手の物語は、どこか寄り添いたくなる部分のある主人公の方が良い気がするし、難アリで生き直すにしても、多少の好感度は欲しいかも。

ストーリーの運びもまあ想像の範疇ではあるし、出来が悪いとかいうことではないけど、特筆することも無くて、可もなく不可もなくってとこかなあ。

あちらから着いてきてる係員(死神さん?)のおじいちゃんがそこそこ良い味出してるので、そこだけは楽しかったけどね。
えむ

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