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国境の南のlemmonのレビュー・感想・評価

国境の南(1941年製作の映画)
4.4
可憐なデハビランド嬢になんたる奴だ、ボワイエ😤。
と、言いつつデハビランドに惹かれていくボワイエの戸惑いに🥴。

デハビランドがポーレットゴダードに静かに言い放つシーンに痺れた😆。


計略結婚なんてな題材は多いが、心くすぐられる物語の展開。この中にユーモアまで注ぎ(ウォルターアベル最高😄)、でもドラマ、恋愛要素はいたって真面目。なのだがやっぱりクスクス笑えたり奇妙なバランスの作品だった。

脚本にビリーワイルダー。
後付けだが、なんか彼が関わっているのが納得。
物語にハッとする出来事を上手く絡める。


デハビランドがヒロインなのが良い。
傷つきやすく、か弱いが、それでも不安・怒り・絶望に、震えながらも、手を下の方でギュッとさせながら耐える、心の奥底の意志の強さを感じさせる。

ボワイエは御贔屓俳優なので、ラストは個人的には良かったが、これ、、、賛否あるだろうなあ。「女相続人」を一瞬感じたシーンがあり、そっちにいっても?😏。なーんて、いろいろ思ったが、終始、引きつけて離さない映画だった。


アメリカとの国境に近いメキシコの村。
移民登録待ちをしていた元ダンサーのフランス人の男が、村に子供達とやってきたアメリカ人の女教師を言葉巧みに誘惑し結婚にまでこぎつけた。
最近入国のための偽装結婚が多くなっていたため、アンテナを張るアメリカ領事館の職員。
男は利用するはずの女に惹かれていく。
二人の運命やいかに。


ライゼン監督は「遥かなる我が子」でもデハビランドを起用。妹を主演に「情炎の海」という作品も撮っている。観てみたいなあ😊。


本作、DVDになってほしい🥺。
また観たいなあ。




以下、物語に関係はないが少しネタバレ。







冒頭から脚本にビリーワイルダーの文字!!😳
次にブライアンドンレヴィ、ヴェロニカレイクのキャメオ出演。
「あれ?観る映画間違えた?」と一瞬戸惑うが、この時点から胸の高まりが抑えられなかった😆。



なっがい感想😅。
御贔屓スコア!
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