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トロピック・サンダー/史上最低の作戦 ディレクターズカット版のKEiGOのレビュー・感想・評価

2.3
トム・クルーズマラソン!
Benjoy!! 馬鹿の皮を被った痛烈な業界批評。
『地獄の黙示録』に『プラトーン』、『レインマン』、『カンフー・パンダ』と数々の名作をパロってパロってパロりまくる笑
「なんだか長いな〜」と思って時間を確認したら121分。「これディレクターズカット版じゃん!」と気づいた時にはもうトムが踊っていた。そう、トムのヘンテコダンスを拝めるのはここだけ…いやこれも『卒業白書』のセルフパロディなのか?笑 主演3人によるオーディオコメンタリーによると、このヘンテコダンスはトムから出たアイデアだそうで。ふざける時はとことんふざける。役に入り込む姿勢が好きだぜ!

トムと同じくらい“別人“になりきっていたのがロバート・ダウニー・Jr. この裏で『アイアンマン』の撮影をしたり、プレミアに出席したりと大忙しの年。さらに翌年の『シャーロック・ホームズ』が動いている。しかし思えばここが彼にとってもcome backの年で、ファンとしては外すことができない作品ですね。(こんなにふざけてるけどw)あとロバート・ダウニー・Jr.とトビー・マグワイアが“そういう関係“になってるのは草。

ここんとこ『バニラ・スカイ』、『ワルキューレ』、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』と本編鑑賞後、オーディオコメンタリーも見てる(聞いてる)。計6本分の映画を観てるの我ながらクレイジー。でも『バニラ・スカイ』はクロウ監督が作品に込めた意志を確認できたし、『ワルキューレ』は監督とトムを初めとするスタッフの作品へのこだわりを感じられた。『トロピック・サンダー』ではベンが監督目線で苦労話をしてくれるし、ジャックは遅刻してハンバーガー食ってるし、ロバートはずっと役のままで喋ってるから良かったです()
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