のんchan

アウシュヴィッツ・レポートののんchanのレビュー・感想・評価

3.8
今作も観たいと思っていた作品‼️
(スターチャンネル7日間無料体験にて)

これは歴史を変えた真実💫

1944 年 4月、アウシュヴィッツ=ビルゲナウ収容所で記録係として働かされていたスロバキア人のアルフレート。彼は余りにも残酷極まりない内情を世界に伝えようと、仲間を代表し同僚ヴァルターと2人で収容所から脱走することを決断する。

一方で2人が居なくなった同じ収容棟のユダヤ人たちは、寒空の下、何日も立たされっぱなしで、口を割らせる為の拷問が執拗に続けられていた。

仲間の想いを背負った2人は負傷や飢えや寒さで何度も倒れながらも、スロバキアとの国境に向け山林を歩き続ける。そこで奇跡的に赤十字の職員によって救出された2人は、そこでアウシュヴィッツの信じられない実態を告白し始める...


94分が私には倍に感じられた。何故だろう?
冒頭からギョッとする光景を映し出す。それで惹き込まれるか否か?なのかも知れない。私は多くの作品を観て見慣れてしまっているのもあるかも知れないが...
そのシーンはアルフレートの幻覚で、何度かそのようなアルフレート目線でカメラを構えるので、画像がわざと逆さまだったり斜めになったりで、ちょっと目が回りそうだった😔


このレポートによって多くのユダヤ人が救われることになり、やがて戦争も終結したのだが、もし、レポートが届いていなかったとしたら、アウシュヴィッツは今も世の中に知られず、闇に葬られたままだったかも知れないと思うとゾッとしたし、あー映画は間違いなく事実伝達に機能していると、手軽に知識を増やせて有り難く思えた。


冒頭に【過去を忘れる者は必ず同じ過ちを繰り返す】と始まる。
戦争だけの言葉でなく、誰にでも共通するドキッとする名言だ⭐️
のんchan

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