マ帆

スペンサー ダイアナの決意のマ帆のレビュー・感想・評価

4.4
この劇的な3日間(特に あの ラストの)から得た感情と余韻が大きすぎてしばらく打ちひしがれていた。レイトショー&翌日何も予定入れなくて正解だった、、、サリー・ホーキンスの出演作にハズレ無しの法則は確信に変わりました。

王室の人間たちの無神経な発言とあまりにも重い抑圧に、観てるこちらまで窒息しそうになる瞬間が何度もあった。あんなに広いお屋敷に住んでいても自由のじの字すらなくて、代わりにあるのは目に入るもの耳に入るもの全てが縛り付ける窮屈さと息苦しさばかりで。

マギーはもちろん、息子たちの存在が無かったらと思うと、、、(紅色ほっぺ君かわいすぎる)。

そして何よりも触れたら壊れてしまいそうなクリステン・スチュワートの儚さと圧倒的美。何度見ても見慣れない。美しすぎてため息が出る。憔悴する姿ですら圧倒的美。それを映し出す映像も絵画かCHANELのCMのようで でもどこか湿度もあって。うっとりしていたら映像監督が燃ゆる女の肖像の方だった。どうりで通ずるものを感じました それこそあの海辺のシーンとか。

Fワードをはじめとしたクリ素テンが見える瞬間も良かった。「美しかったら何?」的なセリフは少し切なくなったけど。あとめちゃくちゃ足早くて最高だった。

そして少佐、自分やっぱりピーター・ペティグリューやんな、、、、、、、
マ帆

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