チャールズ皇太子の不倫、王室の厳しい規則により過食症となってしまい不安定なダイアナ妃。
冒頭にもあったとおり実話をもとにした寓話なのでどこまで本当かは分からないけれど、1つの作品として良かったです。
ダイアナ妃は身長や怪我を理由にバレリーナやダンサーという夢も諦めていて、終盤の踊るシーンは他の道を選んでいれば、という思いが込められていたのかなと思いました。あのシーンはすごく胸が痛い。
最終的には離婚を決め、映画の中では段々良い表情になっていくんだけど、亡くなり方を知っているからまたそれもやるせない。
「あなた自身が武器よ。粉々にならないで。」
クリステン・スチュワートがダイアナ妃そっくりだったのと、作品とは全く関係ないけれどサリー・ホーキンスみたいに歳を重ねたいなとふと感じました。