TAKーKUN

デンジャー・ゾーンのTAKーKUNのレビュー・感想・評価

デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)
2.8
前半はこれが配信限定なのかと驚くクオリティで、これは当たりだなと思った。爆破のシーンは迫力満点だし、ロボの動作も現実的で萌える。車の後部からガシャン!ガシャン!と出場する様は相当エモい。現役アベンジャーズのファルコンもキレッキレのアクションを見せる。
だけど、後半になるにつれて展開がダラダラでまったく話にのれなかった。アクションや近未来、社会性を見せたいなら余計なミスリードや凝った背景は最小限度にすべき。風呂敷を広げた割には陳腐でどこかで観たことのある結末に、冒頭の期待があっただけにガッカリ。まるで完成締め切りに間に合わせようと5分前に考えたアイディアに見えた。
トレーニング・デイを観たことある人は、きっとそういう展開になることを期待してたはず。さらに言うとターミネーターシリーズで散々やってきて失敗してきた轍をまた踏んでるように見える。
Netflixだから、この程度で良いだろうという制作側の甘さを感じた。
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