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映画おしりたんてい スフーレ島のひみつのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.3
「東映まんがまつり2021」の2本立ての1本目。

おしり探偵、見た目と動きとフレーズが、“おしり”にちなんでいることから、子供から絶大な人気を誇る探偵シリーズ。

今回はスーフレ島なる、浮島みたいな空からしかいけない風の島でのエピソード。

その島の中心の灯台にある“風の道しるべ”という美しい宝石みたいな石。
それを、怪盗Uが奪いに来る予告状により、島が騒然とし、彼を捕まえるべく、おしり探偵御一行が島にやってくる。

灯台で輝く“風の道しるべ”は、天気が良くて良い風が吹いてる時は青、荒れてくると黄色、嵐が来ると赤に色が変わるという不思議な石で、空を旅したり、漁をする民にとってまさに道しるべとなる大切な石。

その石の争奪戦と、その石の守り人に任命されてる若き女の子の「島を出たい」願望が交錯し、大騒動に。

それをいつもながらの落ち着き払ったおしり探偵が的確に謎を解きながら、怪盗Uと渡り合う。
そして、島の民が誰も解明できてない島の伝説すらも解き明かす。

「ふぅむ、臭いますね」
「それでは、失礼こかせて頂きます」

コミカルに、“おしり”ネタを駆使した印象的なフレーズと共に爽快な謎解き。

話の途中で、迷路遊びがあったり、「劇中に出てくる“おしり”マークを6つ探せ」という余興もあって、小学生には最適な探偵アニメ。
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