ロトロ

リトル・シングスのロトロのレビュー・感想・評価

リトル・シングス(2021年製作の映画)
2.0
連続殺人事件をめぐり、過去の事件との繋がりを疑う刑事2人が容疑者に翻弄されるうちに、どツボにハマる。
さらに過去の事件に関して刑事の知られざる関与が明らかになる。

サスペンスとして、重厚なつくりは素晴らしく、全編通して暗く、秘密な雰囲気を醸し出している。
デンゼル・ワシントン、ラミ・マレック、ジャレット・レトはみんな素晴らしかった。特に容疑者役のジャレッド・レトはそこにいるだけで不穏な雰囲気になるほどの存在感だった。

ただ、ラミ・マレックとデンゼル・ワシントンが急に意気投合して共同で捜査をし始める点。
サスペンスとして見ていたら、本題の事件より刑事の過去や新たな出来事が落ちになり事件自体はうやむやになる点。
デンゼル・ワシントンの秘密が最後まで明かされないことで、キャラの感情移入がしづらい点など
個人的に分かりづらかった。
恐らく2回見たら色んな伏線がはられているのだろうとは思う。それぐらい重厚な作りではあった。
初見としては★2つ
ロトロ

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