いちじく

リトル・シングスのいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・シングス(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

証拠品をロス市警に取りに行った訳あり巡査ディーク(デンゼル・ワシントン)が殺人事件の捜査に加わる。
ジム・バクスター刑事(ラミ・マレック)と相棒になって容疑者スパルマ(ジャレッド・レト)を追うが、挑発するような態度をとるスパルマにキレたバクスター刑事がスコップで殴打して殺してしまう。
過去に被害者を誤って撃ち殺してしまい隠蔽した過去のあるディークは、デクスター刑事の犯行も隠蔽。
休職したデクスター刑事に行方不明女子の付けていた髪飾りに似たものを買って送り、スパルマの持ち物を全て焼却処分する。


2021年の映画だとは思えないぐらい古く感じた。脚本は1993年に書かれたものらしい。

吹き替えで視聴したがデンゼル・ワシントン(大塚明夫)だけ別の場所で収録されたみたいに声がこもって聞きとりづらい。

カットの繋ぎ方が上手くないのか、ところどころ瞬間移動したようで戸惑う。妙にカット割るし。
犯人宅で通報されて逃げるシーンでは警察に包囲されたから屋根よじ登って逃げたの?包囲されてる感じはしなかったし道路から丸見えだったし、、、

懐中電灯で照らしながらの会話シーンが好き。パッケージに載っている容疑者が1時間たってから登場。ようやく話が動き始める。

覗き男はなぜメアリー・ロバーツに反応した?昔ディークに尋問されたトラウマ?自殺してしまったのに一切省みることの無い主人公達。
性犯罪前科者と季節労働者を断定的に疑ったり、映画として意図的だったのかな?証拠品の靴も捨てられちゃうし。
容疑者をあからさまに怪しい悪者として、主人公2人を正義漢として見えるように映していたのもミスリードで観客への問題提起?わかりにくいばかりで
あんまり上手く行ってない気がする。戯画化がリアリティ奪ってるからかな?
単純に映画が下手?こっちの理解力の問題?

冒頭の女の子の反応がおかしい。物語にほとんど意味なかったし。
「殺人事件として捜査して欲しい」ってなんで?普通は娘の生存を願うもんじゃ?
八つ当たりされる指紋監査官。
何故かスパルマのいいなりで穴を掘る。
なぜ空になった缶を燃やすの迷うの?前にあった中身探す探さないの話?ただの入れ物である缶は関係なくない?

「通う教会を間違えたのさ」
いちじく

いちじく