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プリンセス・ダイアナ
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『プリンセス・ダイアナ』に投稿された感想・評価

ダイアナ元皇太子妃の半生をアーカイブ映像で振り返るドキュメンタリー、というより記録映像の数珠繋ぎ作品(多少の悪意アリ)。
ここ最近、platinum jubilee故でのエリザベス2世女王関連のドキュメンタリーを観る機会が多かった。それらの作品で共通して語られていたのが、英王室とpubricとの間での“距離感”が変わったきっかけはダイアナ妃であったということ。
ジャケ写に記された
「彼女を本当に“殺した”のは誰?」
という問い。その答えは、間違いなくpubric(大衆)。勝手にアイコンとして崇めたて、勝手に幻滅し、“殺して”嘆き悲しみにくれる…。実に勝手気儘だという事がよくわかる。
この方の数ある業績の中でも、絶対に後世まで伝えなくてはならないのが、1980年代後半から1990年代初頭という時期から既にエイズ問題について取り組んでいて、特に積極的にエイズ患者と触れ合うことでエイズ患者に対する偏見を無くすことに尽力していた、ということ。何と素晴らしく、患者達に勇気と希望を与えたことか。
作中、BBCのテレビ番組のインタビュー映像が流れていたが、このインタビューも、半ば騙し討ちに近いフェアではない手段で取材されていた、というドキュメンタリーを見た事があって、「あっ、この素材使っちゃうんだ…」って思いながら観ていたけれど、最後に一応お断りの注釈が出ていた。でもあの素材は、今となっては、そのような“謂れ”があるのだから、いくら最後に注釈を入れようとも、使うべきではなかったと思う。
そしてエンドロール、まさかの日本版のエンディングテーマ曲に「えっ⁈何コレ⁈」って、思わず椅子からズコー!ってズリ落ちてしまった(実話)。せっかく良かったのに…コレでスコアが1.0マイナスですよ(泣)。
KUBO

KUBOの感想・評価

4.0
素晴らしいドキュメンタリーだった。

ドキュメンタリーで一度も眠くならずに、最後まで画面に食い入るように見てしまったのは初めてかもしれない。

もちろん誰もが知る波瀾万丈な人生の記録だから、退屈するわけはないんだけど、ニュース等で知ってるはずのひとつひとつの事件に改めて引き込まれる。

一切ナレーションは入らない。入るのはソースとして使っている当時のニュース番組やインタビュー番組の司会者の台詞だけ。要するに記録映像をつなげただけの構成なのだ。

19歳のこの美しいプリンセスと結婚しながら、ずっとカミラ夫人との不倫を続けていたというチャールズ(現国王)。あの結婚前の初々しい頃からダイアナは愛されていなかったのかと思うとかわいそうでしょうがない。それにあの絶世の美女ダイアナよりも、あのおばちゃんの方がいいというチャールズの気持ちがまーったくわからない! たぶん全世界の男がわからない!

作品内では「憶測」や「噂」は全く語られないけど、当時誰もが思っていた「ダイアナとエジプト人の大富豪との恋愛を許せなかった王室に暗殺された」説とか改めて考えさせられた。

ダイアナが死んでもエリザベス女王はロンドンに帰っても来ずに、バッキンガム宮殿には半旗も掲げられなかったと言う。

だが多くの国民のダイアナを悼む声に押され、国葬を執り行うことになるのだから、これこそが真の「国葬」のあり方だろう。国葬を執り行う「国」とは「内閣」ではなく「国民」だ。

エリザベス女王の死後、王となったチャールズが和やかに国民と接する様子がテレビで報道されていたが、このドキュメンタリーを見ると、とても許すわけにはいかないという思いの方が強い。エリザベス女王は「カミラをクイーンに」とは言ったが、きっと国民は認めないだろう。カミラは永劫、死したダイアナと比べられるのだ。

先日『スペンサー ダイアナの決意』を見たばかりだが、こちらの劇映画は辛いところだけに焦点を当てたような作品なので、ぜひこのドキュメンタリーも見て補完し合うことで、また多角的にダイアナ像を捉えることができよう。
みりお

みりおの感想・評価

3.8
ダイアナ妃がチャールズ皇太子と婚約してから、事故で亡くなるまでの半生を追ったドキュメンタリー。

ドキュメンタリーなのに、作り手の思惑や誘導が一切入っていないのがとてもよかった✨
変にナレーションなど入らず、当時のニュース映像などでのみ事実を追うので、フィルターがかからず観ることができました。
なにより「ダイアナがメディアでどう報じられてきたか」にフォーカスが当たっているので、過熱報道にどれほど追い詰められ、疲弊しきっていたのかを、リアルに感じることができたのもよき。

スペンサー家の家柄の魅力に負けて、わずか19歳の少女をたぶらかし、その女性としての魅力や知性を封じてまで、彼女を引き入れた英国王室。
それなのに、隠しきれないダイアナの魅力にメディアが魅入られると、今度はそこに嫉妬するチャールズ。
ロイヤルファミリーが国民から熱狂的に愛されるなんて、なんとも理想的な国家なのに、それを受け入れられなかったチャールズの器の小ささに腹が立つ。
しかも法的に許されない不貞行為を当然のように続け、開き直り、結局国民にも世界にも認めさせて、そしてそんな女性を王妃として崇めさせるその面の皮の厚さ…
本当に本当に腹が立つ。
ダイアナが王室を離脱したのは正解だったんだろうな。
願わくばその後幸せに人生を歩んでほしかったけれど、彼女の人生の最後の数年だけでも輝いていたらいいなと、心から願ってしまった。

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