パピワン

アフリカン・カンフー・ナチスのパピワンのレビュー・感想・評価

3.4
「彼らは地域を荒らし、卓越したカラテのワザで住民達を屈服させた」
「ガーナアーリア人のやつら、カンフー知らんからニッポンのカラテで戦うらしいでぇ!?」ガッハッハッ😆!!
「にーーーしーーー、おーーきなーー、黒人のーおんなーーーのこーー!!」

最初から最後まで150%ふざけ倒している映画!
「アフリカン•カンフー•ナチス」!
ナチスのヒトラー、日本の東條英機が生きていた世界はこんなことになるのか…
歴史的、学術的な観点から貴重な参考映画になるな…

字幕、吹き替えともに登場人物が謎の関西弁を駆使し、設定からキャラクター、舞台すべてがぶっ飛んでいる映画。
これが実写版「ニンジャスレイヤー」なのかぁ??
見やすい短さ84分映画!
繁忙期で心身ともにボロボロなおれにとっては、ちょうど良いくらいのおバカ映画じゃあ…
クスクス笑えるおバカ映画。

あらすじ!!
ナチスのヒトラー、日本人の太平洋戦争開戦の最高責任者の東条英機。
2人とも死亡、処刑されたと歴史の教科書には書いてある…

だが…実はっ…!!
ヒトラーも東條英機も生きており、ガーナに亡命していたのだ!!
ヒトラーはまるでマジックで書いたような『卍』を文字通り胸に刻み!!
東條英機は日本のカラテをヒトラーとともに修練をし、ガーナ支配を目論んでいた!
そんなバカな連中が何すんだよ…と思いつつも、まさかのカラテパワーとヒトラーの政治的手腕を駆使し、支配力を強大にしていった…

ヒトラーと東條英機はドイツ、日本、ガーナから強大な軍事国家を形成しようと考える!!
そして、カラテを叩き込み、魂を無くした兵士(ガーナアーリア人)を生み出し、ガーナの支配をより強固にするため、DJヒトラーの楽しいパーティ付き武闘大会を開催しようとする!!
(イタリアはポンコツのため仲間外れにされたらしい…)

そんな、ヒトラー達の野望を打ち砕くため、アフリカンカンフー影蛇拳(エイジャケン)の使い手達は武闘大会に参戦しようとする!!

はたして、ヒトラー、東條英機はドイツ、日本、ガーナからなる3国による世界征服を成し遂げてしまうのか!!?
それともアフリカンカンフーにより野望は打ち砕かれてしまうのか!!?

という映画!
最初っから最後まで、製作陣がすべてふざけ倒している映画!
ヒトラーのキャラがイカれているのは当然として、東條英機も話し方が丁寧な「ですます日本語」を駆使しながらクレイジーな事を言っているのが笑える(´∀`*)

さらに、ヒトラーの側近ゲーリングがキャストに白人が足りないため、まさかの黒人起用!
からの吹き替えは、プロレスラーの本間朋晃のようなガラガラしわがれ声吹き替え。
(字幕つき)

キャラクター、設定、舞台すべてがクレイジー。
肝心のカンフーアクションは??
と思う人もいるでしょう…
正直、すごいようなすごくないような微妙なアクションです…
(東條英機の格ゲーばりの謎エフェクトは好き)
ストーリーも当然ながらイカれており、途中から酔拳やらスターウォーズをごっちゃにしたようなクレイジーっぷり。

最初はイカれた世界観が楽しめるかと思われたが、中盤から終盤までずっとイカれた世界観のままなのでさすがに途中で飽きてしまった…
(ところどころクスッと笑える)
クンフー♪クンフー♪クンフー♪アフリカンクンフー♪のBGM好き。

何か作業しながら垂れ流して見るくらいの気持ちなら楽しめるやも??
間違っても最初から最後まで真剣に画面と向き合ってはいけませんよ…

以上!!今週も6連勤のパピワン!!
あ、WBCめっちゃ面白いね(´∀`*)
野球に夫婦ともども興味なかったのに釘づけで見ていたよ⚾️🌏
パピワン

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