序盤いきなり始まった感に戸惑い置いてけぼりを喰らってしまうものの、後半素晴らしすぎて感動しました。
黒人差別が激しい時代のアメリカ。
その黒人の中でも男尊女卑で酷い仕打ちを受け続ける主人公たち黒人女性。
望まない結婚で半ば人身売買のような形でDV上等の男の元に家政婦同然で行かされる主人公。
夢も希望もない世界で出会う人々との交流の中で人生に希望を見出し、本来の自分を取り戻す姿。
世界や夫からの抑圧から脱却を図ろうと懸命に努力する夢を諦めない主人公たちの姿にグッとくるものがありました！！
その経緯をしっかり見てるからこそラストシーンのカラーパープルは心に響きますよね。
咲かれた場所で咲きなさいではなく
咲くべきところで咲くんだという強いメッセージ性がとても良かったです！！
