ゆう

漁港の肉子ちゃんのゆうのレビュー・感想・評価

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)
4.5
あーもうダメだ開始5分でダメ。こんなに幸せになってほしいと思うキャラ造形そうそうないよ。こんなに愛に溢れた人はいないよ。不意打ちだわー。なんとなく見たのにこんなに良いとは。

大竹しのぶはやっぱ上手いなあ声優もいけるんだね。
あー飯が美味そう。フレンチトースト。ミスジ。肉焼きそば。ミートスパ。

漁港が綺麗やね。夜の暗闇に浮かぶキラキラした漁船の光と月の光。真昼の太陽の光を反射して輝く海。深い紺色を湛える海。

始まりを見つけられない。何かを始めるのが苦手なんだ。
キクコちゃんめちゃくちゃ可愛い。

不器用でブサイクでデブで騙されやすくて、でも一生懸命でまっすぐでボロボロになっても誰かを精一杯愛して。血が繋がってなくても、家族は家族なのだ。

肉子ちゃんの目、ずっとずっと線みたいなのに、2場面だけすごくシリアスな目になる瞬間があって。それが肉子ちゃんの大切な瞬間なんだろうね。
ゆう

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