クラーウィス

漁港の肉子ちゃんのクラーウィスのレビュー・感想・評価

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)
3.5
明石家さんまプロデュースの作品。

学校での人間関係、恋愛、家族、愛の在り方、人生観を柔らかい絵とコメディタッチで表現。感動系の話が多いけどビジュアルで損してると感じた。大衆には受けにくいところもありいろいろと惜しい。
笑いと涙の展開の中にもリアルな人間関係を見事に描き出していた。

描かれている話は深刻なのが多く、貧困家庭の連鎖、発達障害、育児放棄など、子供向けとは言えない。しかし、絵柄のタッチと吉本テイストの下町人情劇で物語は進んでいきます。複雑な環境の中でも幸せを見つける姿勢は素晴らしかった。