西村大樹

なんのちゃんの第二次世界大戦の西村大樹のレビュー・感想・評価

4.0
一見したら、いろんなものを押し込んでしまい、まとまりがないように思う。それが紙一重で作品として成り立っているのは、作り手側が伝えたいテーマがはっきりとあるからだ。
自分は、テーマが強い映画が好きである。観たあとに、その映画を反芻し思考していく作品が好きである。無茶苦茶な作品は他にもあるが、テーマという芯がない映画がほとんどである。
一見してまとまりがないので、賛否が強く分かれる作品だが、自分はこのテーマを描いたことを絶賛したい。
西村大樹

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