このレビューはネタバレを含みます
亀の大量発生に悩まされる架空の都市 関谷市で、太平洋戦争の平和記念館を目指す市長(#吹越満)
BC級戦犯遺族の南野和子(#大方斐紗子)は当時のことを知っており、平和記念館の設立に反対する
この対立から始まる市長側vs南野家の攻防劇
この結末は…
序盤の和子が市長を亀で殴るところまでは、戦争に対する感情の対立で進むのかと思っていたら、急展開しそこからのストーリーが面白かったです
登場人物が、それぞれの思想・思惑で動くため、予期せぬ展開が伏線のように感じられ、話を散らかしているようでそうではない感じがしました
ストーリーの混乱と共に頭が混乱していましたが、アフタートークでそれが監督の狙いと知り安心ました
パンフレットにはシナリオが記載されているため、鑑賞の余韻と共に少し頭整理してます
シナリオを読んでいて再鑑賞したくなった。
緊急事態宣言の時短により上映時間が早まっている関係で、平日業後の鑑賞が難しいのと、ユーロスペースでの上映が今週木曜日までとのことで、
もう少し鑑賞にいっていればと後悔
コロナ落ち着いてからでも、再上映されないかな