■3行サマリ
大戦下の日本支配下で捕虜になった英国軍人のセリアズと収容所の所長のヨノイ、そして部下のハラと英国人俘虜のロレンスの4人の関係性を描いた作品
■感想
想像してたよりラブロマンスで男の友情とかブロマンスというよりもどっちかというと愛の方をテーマにしていたと受け取ったのでそこが新鮮だった。日本人目線でどうしても歴史的事象を捉えながら見てしまうので人道性や歴史的経緯に気持ちが向いてしまいやや見ていられない描写というか暗い気持ちにはなりつつも、デヴィッド・ボウイが何より美しすぎて良かった。デヴィッド・ボウイとお花との共演シーンがめちゃくちゃに良かった。佇まいといい話し方といい背格好といいやっぱり画になる男というかホントカッコいいわという感じで120点でした。
坂本龍一は何言ってるかわからないところはありつつも言葉として表現できない気持ちや感情を行動でもうまく示せないところが中々に不器用過ぎてグッときた。最後の行動は心を揺さぶられたし、それを踏まえてのハラとロレンスの会話は良かった。からの例のセリフ。
4Kだからという素晴らしさももちろんあったし映像の鮮明さと坂本龍一の劇伴の良さが印象的で良かった。
時代性に刺激をバランスよく配置しながらも感情と愛を描いている作品と言う感じでした。
キャスト☆☆☆☆☆4.5/5.0
ストーリー☆☆☆☆3.7/5.0
演出☆☆☆3.0/5.0
映像☆☆☆3.0/5.0
音楽☆☆☆☆3.9/5.0
プロット☆☆☆☆3.7/5.0
バイブス☆☆☆3.0/5.0
全体☆☆☆☆3.7/5.0
