“ Merry Christmas, Mr. Lawrence”
すごい映画を見た、という感想以外ない
あらすじ云々などではない
日本軍の精神性、特にその異常性、捕虜の扱い、イギリス内の差別、切腹と処刑、日本語と英語、同性愛、花、クリスマス
目に見えない何かを、映画は明確に捉えている
ただこの映画は、分断の時代の今こそ力を持つ映画だと確信する
我々は何が可能で何が不可能なのか
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DAVID BOWIE、坂本龍一、ビートたけしという非俳優がメインを担う奇妙な映画は、この座組でなければスクリーンに刻めなかった何かを確実に捉えていると思った
それぞれ本職の超大物俳優(ロバート•レッドフォード、緒形拳、三浦友和などなど、、)のキャスティングを予定していたが結果としてこうなったというのが何か奇跡みたい
ラストカットの言語化のできない衝撃こそ、この映画の唯一無二の魅力だと思う
やっぱり坂本龍一の音楽が良すぎる