さなD

戦場のメリークリスマス 4K 修復版のさなDのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

4Kレストア版見に行きました。
ラストのローレンスの「みんな正しいと信じている人々の犠牲者だ」というセリフが良かった。

たけしがこのあと大島渚監督に憧れて映画撮り始めるの考えると結構エモく感じました。
というかたけしも坂本龍一もかなりハマり役で、演技もすっごい見やすかった
みんな結構英語喋れてて単純にすごい。

当時の環境が本当にこうだったか分からないが壮絶な事が行われていたんだということが伝わりました。
「行」や切腹、竹刀で叩いたり、形だけの弁護士のいない裁判、銃罰、生き埋めの刑など。
若い奴らが刀の試し斬りをしたがるんだってセリフもむごい。
ヨノイが捕虜全員呼び出した結果、病人の一人が死んでしまい捕虜全員に視線を向けられるシーンは印象に残った。病人が列をなして歩くシーンも含めて戦争の酷さを感じました。


戦場のメリークリスマスついに映画館で聴けた!ってい感動が大きい。冒頭シーンからもう鳴ってるのね。すごくシンセの音が80年代サウンドで音質も当時の感じがあってその時代に生まれてないのに謎の懐かしさが沸々と湧き上がってきた。
ラストのたけしのどアップからのエンディング最高。


難点をいうならば音質悪いし滑舌も微妙であんまセリフ聞き取れんかったのがキツかった。40年前の作品だししょうがないね。
さなD

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