OPから坂本龍一の音楽で鳥肌だった。
劇中ずっと、心の落とし所が分からず彷徨ってたのに、例のラストカットで自分でもびっくりするほど涙が溢れてきた。
己の正義や信念で狂ってしまう。でもそれがないと戦時中は精神的に生き抜けなかったのかもしれない。
戦争において、正しい人は誰もいない。
俘虜収容所の日本兵たちの残虐さに嫌気がしていたけど、そうまでさせてしまった環境を想像して苦しくなった。
だからこそ、旧友との再会を喜ぶようなハラの無垢な笑顔に込み上げるものがあったんだと思う。
メリークリスマス、ミスターローレンス。