星をつけることはできない作品だと思う。
中学生の時に大島渚監督をとあるきっかけで知って
高校生になって少ししたくらいの時に別の作品きっかけで藤竜也さんの事を好きになってたどり着いたのが「愛のコリーダ」
この映画の話は父親から何となく聞いた事あったけど、
本当に観たことある人は周りにはいなくて。
年齢を待って19歳の時に配信で初めて見たけど、一番最初に観た時は途中離脱した。というのも話がかなりゆっくりなのと作品の面白さが分からなかった。過激なのは事実だが、ラストシーンまで辿り着けず。
それからリベンジの意味も込めて2年後再公開の時に映画館まで足を運びしっかり観た。
藤さんはこう話している(忠実に再現してるわけではありません、ご容赦。)
愛するというのはこういう事だ。その覚悟は出来ているか?
これがそうだとしたら私はまだまだだろう。
(ちなみに実際の藤さんはすごい愛妻家。憧れの夫婦像ではある。)
阿部定のことを理解することなんて絶対出来ないが、独占したいくらいの愛って
凄いことなんだとは思う。
それに、プレイの内容もなかなかではあるが愛し合う形、、、過激ではあるけど
こういう愛もあるのかと。
やっぱり、藤竜也のダンディさが素敵すぎる。
記憶が正しければこの作品に携わってる主要キャストでご存命なのは藤さんと小山さんだけだと思われる。
この作品は、どんどん「知らない作品」になりつつあるのかもしれない。
だけど、私のように若いけど観たことあるって人がいたら
作品名だけでも
こういうすごい作品が日本にはあるというのは伝えられると思う。
好きも嫌いも、星もつけることは出来なくても感想は言える。ひとつ言えるのは大島渚という人がいたから作れた。偉大だ。