ゆいはん

かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナルのゆいはんのレビュー・感想・評価

3.5
将来有望なエリートたちが通う私立秀知院学園。第68回生徒会選挙において白銀御行(平野紫耀さん)と四宮かぐや(橋本環奈さん)は白銀の会長再選で幕を閉じたが、2人の恋愛頭脳戦は決着ずまいだった。会計には石上優(佐野勇斗さん)、書紀には藤原千花(浅川梨奈さん)、また新たに会計監査として伊井野ミコ(影山優佳)が加わり、再び始動した生徒会。白銀とかぐやは変わらず互いを好き合っているが、いまだに相手に告白させようと奮闘中であった。

浅川梨奈さんのファンというのもあり、前作に引き続き今作ももちろん鑑賞。前作は度原作をある程度読んでから鑑賞。ただ今作は原作の部分を読める時間がなかったため、ざっくりとしたシーンや内容しか知らないため、原作との相違がしっかりとできないのが心残り…。あと数回鑑賞する予定なので、2回目までには今回映画化となった原作部分をしっかり読んでおきたい。

浅川さん演じる藤原書紀は前作同様安定感あるお芝居で一安心。アニメの声をしっかりと今作でも引き継いで表現していたのは相変わらずさすがの一言。藤原書紀らしい仕草や表情もあり大満足。

全体の内容に関してはもう少し恋愛頭脳戦を見たかったかなといった感じ。全体的に少しテンポが早い印象。

ただ体育祭と文化祭のそれぞれ印象的なシーンは映画でも再現されていてよかった。体育祭は特に石上会計の過去は外せないので、その点を実写化されていたのがよかった。文化祭も白銀からかぐやへの告白のシーンやコスプレなど実写化されていたからよかったんじゃないのかな。(細かいところは原作読んでから修正しなすかも)

エンディングでは生徒会メンバー5人による主題歌King&Prince「恋降る月夜に君想ふ」をダンスしているのがすごくよかった。元アイドルと現役アイドルが集まった生徒会メンバーのダンスはどこか安心もするし、貴重な場面だった。
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