タカヤマ

ボストン市庁舎のタカヤマのレビュー・感想・評価

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)
4.1
スコア4.5以上・・・超傑作!超おすすめ!
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄だと思います。
優れたドキュメンタリーだと思う。フレデリック・ワイズマンのボストン市への敬愛が見て取れる。ドキュメンタリーはよく監督の意図を入れず、事実をそのまま見せる、と言うが、そんなことは全くないことがこの映画でもよく証明してくれている。ワイズマンの人々を見る目は優しく、社会的に弱者と言われる人たちへの愛がある。以前、松竹の社長が「権力者でなく小市民の視点で作るものこそ映画だ」と言っていた。本当にそう思う。ものすごく長く、全てのエピソードが興味深い訳ではないが、それでもこの執念と美しい街の風景は素晴らしく、名作だと思う。
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