Mana

オートクチュールのManaのレビュー・感想・評価

オートクチュール(2021年製作の映画)
4.2
パリ郊外に住む団地育ちの決して裕福ではない女の子がDiorのデザイナーに認められてスっとアシスタントになっちゃうなんてちょっとえらいイージーすぎんか?ってなったけど笑、普通にええ話やった☺️ レイシストにも優しいあのキャストの(劇中での名前忘れた笑)キャラクターも好き。

縫うことの楽しさとか、服を作ることの美しさ、ショー前のあのドキドキワクワク感とか久々に思い出させてくれた。 こういう映画を観ると「自分はなんで大学で服飾勉強したんやっけ」とか「なんでファッションデザイナーになりたいって思ったんやっけ」とか自問自答させてくれるから好き。

ジャドに「褒められた経験が少ない?」「そうかも」って聞いてたシーンで、私が絵を描いたらなんでも褒めてくれたり、縫うこともままならないぐらい不器用だった自分が服を作れるようになって、海外で一人で半年間過ごして「立派になったね」って何でも褒めてくれるママが私にはいて、幸せな事なんだなって実感して映画観ながらちょっと涙してしまった。
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