ディオールのお針子を長年してきた女性と、若いけど鬱病的な母親の面倒を見るだけで何もしていない女性の話。
決してお金持ちと言う訳ではないけれど、お針子と言う職業にこの上なく尊敬を込めているエステルと、やりたい事も夢もないジャドの関係が反目しながらも段々と近づいていく感じが描かれていました。
民族的な関係はよく分からなかったので作品を理解する上で残念でしたが、レースの生地や高級感いっぱいの生地などは素敵でしたし、エステルやエステルのお友達が住むお家もおしゃれで良かったです。
ディオールの洋服、もっと作中に出して欲しかったかな。