minohachi

オートクチュールのminohachiのレビュー・感想・評価

オートクチュール(2021年製作の映画)
3.6
Diorのアトリエを舞台に新旧のお針子の物語。
オートクチュール部門のアトリエ責任者で引退間近のエステルはスリをした移民のジャドをお針子見習いとしてアトリエに迎える。

とはいえ主眼は、フランスの格差、移民問題をはじめ様々な社会環境のなか、異なる世界でそれぞれ問題を抱えながら生きてきた女性たちの交流。
エステルが「“技”を学ぶことによって真の価値や豊かさを手に入れられるのだ」とジャドに説く場面が好き。

荒々しいフランス語を聞いたことがなかったので音の強さに驚きつつ興味深かった。言語面白い。
minohachi

minohachi