「茲山魚譜」が何か分からなくても、楽しめる映画。見た目が地味だけど、観に行った自分を褒めたくなるような素敵な映画だった。
役柄はあるけれど、ソル・ギョングは洋服を着ているときの方が迫力増して怖いな。笑
今回のソル・ギョングは優しい役で安心して見れた。ベビーフェイスのピョン・ヨハンはどんな作品でも体外飄々としていて、演技がうまいのかどうかが見極められなかったんだけど、本作とてもよかった。若銓と出会って変わっていく姿をとても繊細に演じ分けていたと思う。
バイプレーヤーズ祭りのキャスティングも韓流ファンにはうれしいところ。くすっと笑えてほろっと泣ける、そしてモノクロの映像に余白を感じる素晴らしい作品でした。音楽もすごくよかったのだけど、エンドロール最後まで見たらなんかサスペンスチックな終わり方だったのなんでだ。