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楽園の夜のkissenger800のレビュー・感想・評価

楽園の夜(2019年製作の映画)
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オム・テグを主演に据えたらこうなるやろ。って感想が第一でしたけど、ドラマ見ない班なのでカウンターのチョン・ヨビンが初めまして。で、彼女のフレッシュな印象とあいまって良い疾走感。
済州島けっこう広いんだな、ムルフェ食うときそんな咀嚼音するかな、ああ、胡瓜か。でも胡瓜だけじゃないよねこのシャキシャキ音。あとキミらは本当にチャミスルをうまいと思って飲んでいるのか問題が常に韓国映画にはあるよね。済州島の焼酎ハンラサンはまた違うんだろうけど……まあ飲んだことないのでコメントは控える。
みたいないつもの鑑賞でしたけど、やっぱりどんな役をやらせてもオム・テグはオム・テグでしかなく(キムタクみたいに言う回)作品を見終えてからだとそんな奇矯なキャラクターではなかったことにハタと気付くのですが、演じている瞬間瞬間は、ものすごく不安定なんですよね。
『密偵』(2016)しかり『タクシー運転手』(2017)しかり、ごく当たり前のシナリオを演じているのに、とんでもないことをやらかすのでは。とこっちが勝手に固唾を飲んでしまうせいで、ステレオタイプを演じても「ほぅ……そう来たか」ってなる仕組み(仕組み?)。
得難い才能だと思います。
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