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バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行くのBigsのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます


『バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く』@塚口サンサン劇場を鑑賞。国内2回の貴重な上映。
底抜けに明るくて、陽気でナンセンスなコメディで楽しかった。衣装や画作りがカラフルで、舞台も相まって夏にはぴったりの映画。
観客の一体感や音響も劇場ならではで、今回映画館で観られて良かった。


プリングルスとxx 。冒頭の雑談の面白さ。
友人たちとのお話会。ドロドロのスープ。
バーのドラッグドリンクからのトリップシーン。タイタニックのテーマ。起きた時の3段重ねは笑った。
敵側は白人男、アジア系子供、アルビノの女性。アルビノの人が敵側のコメディは、ゴールディホーン主演の『ファールプレイ』を思い出した。ある種の典型なのか。
唐突なアンディガルシア。
キャロットがパラシュート代わりに。
エンドロールのイラストがキュート。

割とどこの誰にでもわかるような笑いで構成されているのが凄い。
全体的な画面作りやトーン、テンポがカートゥーンのようで楽しく飽きさせない。だれることなくナンセンスさを発揮するのも凄い。
今年マルクス兄弟の映画を初めて観たのもあり、本作もそういったトーキー以後のナンセンスコメディの系譜にしっかり乗っていると思った。
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