だい

ペトルスの写真のだいのレビュー・感想・評価

ペトルスの写真(1946年製作の映画)
3.0
コズミックのフレンチノワール集に入ってるのに、
蓋を開けてみたらラブコメでした!!!!

最初の段階で嫌な予感はしたんや…

いやね、
別にラブコメがダメってわけじゃなくて、
ほら、
ノワール観る時って、
そういうモードで、
(キリッ とした表情で観るじゃないですかあ。
少なくともぼくはそう。

序盤から誰一人真剣味なくて虚を突かれたわ!


原題は、
ペトルス。
って、
主人公の名前ド直球だけど、

ペトルスの写真。
邦題が絶妙でした!


「ぼくは幸せを撮る仕事なんだ!
だって、
写真を撮りに来るのは、幸せを写真に残したいって人たちだろ?」

となると、
タイマー撮影がまだたぶんない頃だから、
写真屋さんは自分は幸せを残せない人なんですよねぇ。


ミゴの幸せを残すために、
自分は幸せじゃなくてもいいと思ったペトルス。

でもね、
他人の幸せを大事にすれば、
必ず誰かが見てるんですよ!


そんなハートウォーミング。


観終わった後に、
暖かい気持ちになれる映画は素敵!
だい

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