アヌラーグ・カシャップ VS アニル・カプール。
略してAK vs AK。
何が面白いかって、2人とも本人が本人役を演じて、自らのキャリアをネタにしてるところ。
アニル・カプールは家族も含め出演してるし、昔スターだった栄光をかさに着てる俳優として描かれる。
アヌラーグ・カシャップは「血の抗争」とか「ブラックフライデー」、最近では「ボクサーの愛/ザ・ブローラー喧嘩屋」などかなり異質な作品を撮ることで有名。
かつ「まばたかない瞳」ではイカれた犯罪者役だったので、今回のイカれっぷりにも何だか納得出来ちゃう。
そんな2人が仲違いをしたことから、アヌラーグがアニルに仕返しをするため、娘のソーナム・カプールを誘拐。
そこから事態はとんでもない方向へ。
インド映画では珍しいモキュメンタリーかつ120分を切る尺なのに、インド映画らしい予想のつかない展開が素晴らしい👏
劇中に出てくる映画やら俳優は実在してるものばかり。
IMWでも上映されてた「鼓動を高鳴らせ」とか「血の抗争」とか知ってるタイトルがいっぱい出てきたの嬉しい!
ナワさんあれだけ?笑
でもインド映画界だけでなくハリウッドの俳優や監督の名前も出てくるのでインド映画初心者にも安心。
トム違いのシーンわろた🤣
あのジェスチャーで通じるって、あの映画はインドでも誰でも知ってるくらい有名なのかな。
マーティン・スコセッシはアヌラーグが尊敬してる監督の1人らしい。