このレビューはネタバレを含みます
ラストシーンは、脳内ライブで落ち着いた渡辺えみさんが微笑んでいるような感じが良かったのかな、と私は思いました。
ところが舞台挨拶のインタビューで監督は、
「当初、ラストは脳内ライブの渡辺えみさんを考えて、その映像も撮った。けど、それでは渡辺えみさんの映画になってしまう、主人公に寄り添うものにすべきだと思い直してラストシーンを変えた。」
とのこと、納得しました。
画面が真っ黒になり、「おいしい」のセリフのみ。まさか、その瞬間に味覚障害が治るはずもなく、このセリフのみは良かった。
たった30分なので詰め込み感はありますが。テンポ良かったと受け取ることもできます。何といっても、監督の気持ちがストレートに伝わったので高評価します。