きょむ

異邦人 デジタル復元版のきょむのネタバレレビュー・内容・結末

異邦人 デジタル復元版(1967年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

まさに不条理。
母を養老院に入れたこと、死に顔を見なかったこと、葬式で泣かなかったこと、翌日に泳ぎに行ったことなど。
ちょっとした普通の人とのズレが、法廷で不利な条件となり、どんな人間かまで決めつけられてしまう。この法廷のシーンは見ているのがほんと辛かった。
それまであんまり感情が分からなかったムルソーが独房で神父に感情を露わにし、最後涙を流すまでが一切無駄な場面が無かった。
これは原作も読んでみたいな。
きょむ

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