異邦人 デジタル復元版のネタバレレビュー・内容・結末

『異邦人 デジタル復元版』に投稿されたネタバレ・内容・結末

・格別なショットがいくつか。小説が背後に透けて見えるのに映画でなければ表現しきれないと思わせる情景が不断にあった。
・マルチェロの持つ曖昧さ、時に陽気で時に憂鬱、が映画の雰囲気とストーリーに完璧に合…

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まさに不条理。
母を養老院に入れたこと、死に顔を見なかったこと、葬式で泣かなかったこと、翌日に泳ぎに行ったことなど。
ちょっとした普通の人とのズレが、法廷で不利な条件となり、どんな人間かまで決めつけ…

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どうしたって「」の中に収めたがる。
軽薄に関連付けようが、色眼鏡で好きなように意味付けしようが、それら行為の帰結するところは無だというのに。

司祭と対峙した際の怒りを爆発させるシーンのカタルシス。…

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原作:アルベール・カミュ

アルジェリアのムンムンとした熱気を感じる人々の霧を吹いたような汗。

太陽に眩み意図せずアラブ人を銃殺してしまった罪で死刑となるムルソー。

裁判では殺人についての追及よ…

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60点

(第1部)
恐らく昨日、ママンが死んだ。
ムルソーは休みを取り、ママンのいたマランゴ(アルジェから80km)の養老院へバスで向かい、通夜。
そして翌日金曜日10時の埋葬に参列した。
友人や…

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なぜ、ムルソーは亡くなった母の棺を開けずに母の顔を見ないのか。ムルソーが事あるごとに口走る「無意味」だからだろうか。ムルソーの「無意味」とは、ムルソーを含めたすべてが「無意味」なのか、それともムルソ…

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無神論者であるということは現代の日本ではさして驚かれることはない。寧ろ、熱心に信仰しているという人の方が、周りに引かれてしまうかもしれない。
しかし今作の舞台は、1940年代のフランス占領下のアルジ…

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カミュ原作、ヴィスコンティ監督作品。

殺人を犯した主人公、しかし裁判では、それまでの彼の日常が問題視され、、、

まだ信仰心が強かった時代、
本人にとっては当たり前のことが、いつの間にか社会規範か…

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母の葬儀で泣いてないから冷たい人!いや犬には優しかったけど?とかうちわ持ちながら裁判で話し合う。ちょっとわからない世界だった。結局なんだったのか。

素晴らしい映画だと思います
人がいっぱいの画面はアガるし、すげえスピードのズームだってドキドキするし、長回しも成功しています、イケてる映画に使われる撮り方大集合でした、ラストシーンなんてほんとに語り…

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