カミュの「異邦人」をルキノ・ヴィスコンティ監督が映像化した作品。主演マルチェロ・マストロヤンニ。仏領アルジェリアで殺人を犯した主人公。裁判では事件に関してより、主人公が母親の死に対し不道徳であったと…
>>続きを読む原作の筋を結構忠実に映像化していた。
小説が面白かったので当然面白くはあったのだけど、2度目なのでインパクトは薄い。
小説での印象が強いので映画に対する感想もそれが先行するが、映画は小説よりもムルソ…
このレビューはネタバレを含みます
まさに不条理。
母を養老院に入れたこと、死に顔を見なかったこと、葬式で泣かなかったこと、翌日に泳ぎに行ったことなど。
ちょっとした普通の人とのズレが、法廷で不利な条件となり、どんな人間かまで決めつけ…
ハンサムなムルソーだなぁ。
窓から街並みを眺めるシーンなど、想像と全くおなじ映像化だったので、特に言うことがない。「今日、ママンが死んだ」から始めないんですねくらい。もしかしたら忘れてるだけで前に観…
マルチェロのラストの表情が焼き付いた。
ノーベル賞作家アルベール・カミュのベストセラーをルキノ・ヴィスコンティが映画化。人の心理に潜む不条理の意識を巧みに描いた作品。
他作品のような格調高い貴族…
カミュの不条理小説の映画化
ヴィスコンティにマストロヤンニ
不条理がぴったりな内容なんだけど、
私にはそれを善き?方向に捉える感じはなかった。
きっとこれは小説で読むべきなんじゃないかなと思えた…
今期145作目
原作を読んだ時の衝撃は超えられない。
文学と映像のリンクの難しさを痛感した作品
特にムルソーの心理的描写が足りなかった。
ビスコンティらしさはある気もするが、、
ただ「みんな…
小説は、文字の組み合わせによる芸術なんだ、と改めて思わされた作品でした。
窪田啓作氏の翻訳した小説版のすごさを改めて認識しました。
「今日、ママンが死んだ。」は、すごいインパクトで迫り、冒頭から読者…
Films Sans Frontieres