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戦慄のリンクのunkoのネタバレレビュー・内容・結末

戦慄のリンク(2020年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。マ・ボヨン「她死在QQ上」

日本でもよくあるが霊の声に反応してはいけないという言い伝えをベースに、細かいところは「紅い服の少女」シリーズに近い。台湾でヒットしたので、この設定に寄せたのかは定かではない。
ちなみに中国で幽霊は信仰の対象とかで検閲NGみたいなので強引にスリラーになっています。

鶴田監督の恐怖表現は堪能できると思います。いつものやつ。
しかし肝心の話がつまらなかったなぁ。ネット小説で洗脳するのはいいのだけども、よくわからないAIとよくわからない技術を組み合わせて小説が自動更新されてるようだ。
廃病院で洗脳状態が解けたり解けなかったりも理解できず。再洗脳を誘発する何かが演出上あればいいが特にない。例えば音や視覚でとか。

強引に解釈すればロケーションということになるのだろうけど、うーん。最後は強引に体当たりで解決。
犯人が捕まった後も、なんか勝手に自白してるんだけど、黙ってりゃ立証できなかったのでは?とか思ったり。

幽霊映画ならもちろん理由付けは必要ないけど、この作りだと求める人も多いと思いますね。
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