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ラン・ハイド・ファイトのはのレビュー・感想・評価

ラン・ハイド・ファイト(2020年製作の映画)
3.2
サバイバル系女子高生が拗らせ系銃乱射テロ生徒たちと戦う話。

普通によかった。
主人公の身体能力がめちゃめちゃ現実的で、一人倒しただけでほぼ体力の限界くらいの非力さが丁度いい。
他の生徒たちより優れてる点は知識と勇敢さくらいで、鍛えてはいても現実に動けるとしたらこんなもんだろうってバランス感覚。
割とこの手の作品の主人公にしては一番弱いかもって感じで結構新鮮だった。
まあその分敵も弱いんだけど。
低予算なんだろうけど、爆発シーンがしょぼい以外それもあんまり感じなかったし。

敵は目立ちたいという目的しかなく、最初から何をしても詰んでる状況なので見ててちょっとかわいそう感あった。
映画の話の展開関係なく、射殺されて終わりな未来しか無い状況だし。
嫌われ役としてはそこまで残虐性もないしバカだしで全然怖く見えないので、もっと子供だからこその残酷さとかを見せてくれてもよかったかも?
あえて魅力的に描きたくなかったんだとは思うけど。
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