あさ

アザー・ミュージックのあさのネタバレレビュー・内容・結末

アザー・ミュージック(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

意地で見に行った。驚く程寝た。全然、全然コンディションが良くなかった。とりあえず映画を見る体制がまっっったく持って戻っていない。

この映画を見たかった理由、ほぼ「ベルセバが一番売れたレコードショップ」のインパクトにやられたから。結果、色々な邪念が錯綜して心グチャって寝た。なんかダメかも、結構精神ダメだった。関係ないけど、かつて「あささんのLINEのアイコン、エミリーブラウニングですよね」とか「ベルセバ好きなんです!」とか言われた時のサブカルクソ野郎(女)との遭遇に胸躍ったこととか思い出しちゃってね。私はコーチェラも追わぬし、聴く音楽はたまたま耳にしたものばかりだし、(そしてそれを何度も何度も聴くから新譜があまり入ってこない)チョロットたまたまインディーに傾いただけで何も分からない音楽の世界。でも不思議〜と周りにいる音楽を愛する人たちの輪に何故かぶち込まれ、そんな影響はここ数年で受けてきたのかもしれない。思い出しちゃって、彼彼女の話をもう少し聞きたくなったのだ。(そして寝た)

サブスクとフィジカルの話は映画にも共通する話だけれど、「音楽にお金を出す感覚がない」は自分にも浸透してしてしまった感覚だなあ。月額契約で広がる選択肢に慣れすぎてしまった。映画はギリギリTSUTAYAでレンタルを探す楽しさとか、それこそ映画館で映画を見ることにハッキリと特別な感覚があるけれど。人との対話で音楽を選ぶ時代、AIに音楽を提案される時代。あまりにも対照的。通らなかったバイブスを映画を通じて知るのは映像の持てる力を改めて感ずるところ。

あとねえ、お給料の話ね。これも映画に通じてしまうのだろうけれど、無賃労働しんどいよ…。良い映画をやる会社ほど厳しくて、お金は要らないと思っていた自分も結局コレジャムリ、と思うし、配偶者に支えられて〜の話があったように何かしらの援助がないとできない。それほどに文化にお金が投じられなくなっていることが危機。ぐう〜。

ちょっと全編通して見れなかったのでこれ以上何を書く権利もないです、エエ。
あさ

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